Ryzen CPUでPSO2
- シルドラ
- 2019年3月29日
- 読了時間: 3分
こんにちは、シルドラです。
今回は、興味本位で、この記事執筆時点での、AMD製CPU「Ryzen」で、どこまでPSO2が快適に動くのか簡単な記事を書いてみます。
・Ryzenとは
Ryzen CPUは、ちょっと前に、AMDというメーカーが発売したCPUのシリーズになります。その売りとしては、
・CPUのコア数が多い
・そんなに値段が高くない
・CPU以外のパーツを、CPUをアップグレードした後も使える
こんなとこが特徴になります。簡単にいうと、メジャーなintelさんのCPUよりもお買い得って感じです。
しかし、そんなRyzen CPUにも弱点はありまして、
・intelさんのCPUよりもコアクロックが低いため、ゲーム等コア数が多くなくてもいい環境で性能が伸びない
・発売されてまだそんなに時間が経ってないのでソフトウェア側で最適化が進んでない為、性能が発揮されない
こんな側面もあります。今回は、PSO2という1ゲームにおいて、Ryzen CPUがどこまで性能を発揮できるのか。またついでに、最近価格が落ち着いてきている、AMDのRadeon GPUと合わせて、どれだけの性能が出るか、ベンチマークを使用して検証します。
・早速使用したPCの機器構成
というわけで、早速Ryzen CPUを使用したPC環境で、PSO2のEP4ベンチマークをしてみます。使用した機器構成は以下の通り。8コアを持つRyzen7と、6コアのRyzen5、比較用にintelさんの新しめCPUと、NVIDIAさんの定番GPUの構成も入れています。
・Ryzen7マシン
CPU:AMD Ryzen7 2700X(4.0GHzへOC)
CPUクーラー:AMD Wraith Prism(Ryzen7 2700X付属クーラー)
マザーボード:GIGABYTE GA-AX370-Gaming5
メモリ:G.Skill F4-2666C19D-16GNT DDR4-2666 8GBx2(DDR4-3200へOC)
GPU:SAPPHIRE RADEON RX470 8G GDDR5 MINING QUAD UEFI(映像出力の改造済み)
・Ryzen5マシン
CPU:AMD Ryzen5 2600X(4.0GHzへOC)
CPUクーラー:SCYTHE KABUTO(SCKBT-1000)
マザーボード:GIGABYTE B450 AORUS ELITE
メモリ:G.Skill F4-2666C19D-16GNT DDR4-2666 8GBx2(DDR4-3000へOC)
GPU:SAPPHIRE RADEON RX470 8G GDDR5 MINING QUAD UEFI(映像出力の改造済み)
・intel CPUマシン
CPU:intel Core-i7 8086K(5.0GHzへOC)
CPUクーラー:msi Core Frozr XL
マザーボード:ASUS PRIME Z370-P
メモリ:Corsair CMD16GX4M4B2400C10 DDR4-2400 4GBx4(DDR4-2800へOC)
GPU:玄人志向 GALAKURO GK-GTX1060-E6GB/WHITE
以上になります。ストレージや電源、その他あまりベンチマークに関係なさそうな部分は割愛します。
また、ベンチマークの設定については、簡易設定6、解像度はフルHD(1920x1080)の仮想フルスクリーン、ベンチ内設定にて、詳細モデル表示数を50へ、ソフトパーティクル及び周辺減光を有効に、ブラーを無効にしています。
・ベンチマークの結果画像
それでは早速上記の各構成での、ベンチマークリザルトを見てみましょう。



このような結果に。やはりintelさんのCPU+NVIDIAさんのGPU構成は、PSO2においてはとてつもないアドバンテージみたいです。しかしながら、Ryzen CPUとRadeon GPUの構成でも、十分快適動作をする結果になりました。ベンチマークを見ている限りでは、おおよそフレームレート120Hz以上にて動作していたので、最近流行りの、ゲーミングモニターと合わせてのプレイもありだと思います。
・終わりに
今回の各構成のベンチマーク結果より、やはりPSO2については、intelさんのCPUと、NVIDIAさんのGPU構成の相性が物凄い良いという結果になりました。
また、Ryzen7の8コアモデルであれば、ゲームだけではなく、動画編集やマルチメディアなど、様々な用途に使用できるPCとしても、活躍できると思います。
なにより、Ryzen CPUとRadeon GPU自体が、この記事の執筆時点で、かなり価格が落ち着いてまして、だいぶお得な構成だと感じたので、今回の記事を書かせていただきました。
もし、PCを自作だったり、購入する機会があれば、ぜひ、intelさんのCPUだけでなく、Ryzen CPUも候補に入れてみてはどうでしょうか。
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